日本人の家計金融資産残高は1500兆円

「日本人の家計金融資産残高は1500兆円。このうち現預金が5%で50%が預金だ。ところがこの部分はとてもインフレに弱い。インフレになればひとたまりもない。目減りするのは必須だ」。

最近でも良く聞かれる意見です。これは果たして本当でしょうか?
この理屈が合理性を持つためには、少なくとも、過去において預貯金がインフレをヘッジできなかったことが明らかにされなければなりません。

過去25年あまりの間におけるインフレ率と預金金利を対比させて見てみると、インフレ率として消費者物価指数の対前年同月比を、預金金利としては1年定期金利を採用してあります。

一目にして歴然、この程度には、インフレ率と預金金利とは正の相関関係にある、つまり、インフレが昂進している時期にはます、預金金利も高く、上昇傾向にあるのです。

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肥満は自己中心的であり浪費家と言われた時代

一時的な社会情勢の変化が、肥満者に対する人々の考え方に影響をおよぼした例もあります。1914年に勃発した第一次世界大戦には、アメリカ合衆国も途中から参戦し、自国の兵士をヨーロッパ前線に送りこみました。

当時、前線の兵士への食糧配給を確実にするため、アメリカ国内では食糧の供給管理がおこなわれました。そして、大戦末期の1917年には、痩せていることが愛国的である、といった思想を示した、食糧管理のためのポスターやスローガンが全米に展開していったのです。

太平洋戦争の際の、物資の豊富なアメリカと食糧配給の厳しかった日本という印象が強いので、このような第一次世界大戦当時のアメリカの情勢は意外かもしれないです。

しかし実際、そのときのアメリカ世論は、肥満者が太っているのは、自己節制ができず、海外の戦場で苦しんでいる軍隊を思いやることができないからだ、という論調であったといいます。

肥満であることは、その人が自己中心的であり、浪費家であり、反アメリカ的であることの証拠とされたのです。

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